薬剤師で年収を1000万円にする方法とは?

 

アメリカの薬剤師は新卒から年収1000万円を稼ぎ出しているという事実を聞いたことはあるでしょうか。

 

私はこれを聞いたとき、その半分にも満たない自分のお給料と比べてとてもうらやましく思い、日本でもこれが可能なのかと知りたくなりました。

 

日本の薬剤師が調剤薬局やドラッグストアで働いた場合の平均年収は約500万円から550万円とですから、単純計算でその倍稼いでることになります。

 

ご存知の人もいると思いますが、日本の統計調査では年収1000万円の人はわずか全体の4.5%としかいないそうです。

 

でもそんな年収をもし稼ぐことができたら、生活レベルも変わるでしょうし、自尊心も高まる気がしますよね。

 

それに、せっかく薬剤師という資格を一生懸命勉強して取ったのだから、せっかくなら大台である1000万円を突破してみたいと思っても何の不思議もありません。

 

今回は、日本の薬剤師が年収1000万円を稼ぐことは果たして可能なのか、可能であれば具体的にどうすればよいのかについて探っていきたいと思います。

 

保険薬局で働いて年収1000万円越えは簡単ですか?

 

まずは多くの薬剤師が働いている調剤薬局で年収1000万円をめざすことを考えてみましょう。

 

調剤薬局で働く一般薬剤師の平均収入は約500万円と言われていますので、1000万円をめざすには調剤薬局の一般薬剤師では少し難しいようです。

 

それでは、管理薬剤師に出世したらどうでしょうか。

 

データによると管理薬剤師の平均年収は約760万円ですので、一般薬剤師から比べると年収1000万円にかなり近づいたような気はします。

 

しかし、このデータは平均値ですので、1000万円以上稼いでいる管理薬剤師が少ないけれど中にはいるだろうということくらいしか分かりませんよね。

 

年収1000万円の管理薬剤師とそうでない管理薬剤師がいるということ ―――― ならばその違いは一体どこにあるのかが、一番知りたいところだと思います。

 

実は、年収1000万円の管理薬剤師というのは、自分が開局して、薬局開設者兼、管理薬剤師をしている場合、または経営者も兼ねて雇用される管理薬剤師であることがほとんどです。

 

つまり、チェーン展開している保険薬局の管理薬剤師で、経営は他の誰かがやっているような状態では年収1000万円は難しいと思ってください。

 

「薬局を自分で開けば桁違いに稼げる」というのは薬剤師の業界にいれば、一度は聞いたことがあると思いますが、まさにそれです。

 

調剤薬局の薬剤師をして年収1000万円に達したい場合には、やはり経営もすることがキーポイントとなりますので、資金をためて開局することを目指すか、経営もさせてもらえる薬局の管理薬剤師として雇用してもらうかが近道と言えます。

 

 

病院の薬剤師として働いて年収1000万円越えは簡単ですか?

 

病院の薬局で働く一般の薬剤師の年収は薬剤師の中でも年収が低めであるというのは有名な話です。

 

平均年収は約380万円ですので、1000万円に到達するのはかなり難しいのが現実と言わざるを得ません。

 

また、出世をしたとしても一般的に病院の薬剤部長の年収は600万円から700万円と言われていることから考えると、年収1000万円への希望はあまり持てませんよね。

 

では、病院薬剤師として年収1000万円稼ぐのは不可能ということなのでしょうか。

 

いいえ。実は、大規模病院の薬剤部長クラスであれば年収1000万円越えも可能という事実があります。

 

大病院の薬剤部長の年収は、通常発表されませんが、大病院に勤めていた薬剤科長(ステイタスで言うと薬剤部長補佐という感じの役職です。)が年収1000万円をもらっていたという話を私は本人から直接聞いたことがあります。

 

薬剤科長で1000万円ならば、薬剤部長はそれ以上もらっているということになりますよね。

 

大病院の中でスキルアップをしながら出世して薬剤部長まで出世できれば、病院薬剤師として年収1000万円も可能ということです。

 

ただし、出世争いに勝って薬剤部長になれる薬剤師はごくわずかしかなれないことは覚えておいてください。

 

ましてや大病院の薬剤部内には20人~40人の薬剤師が勤務していることが普通なので、その中でトップにのぼりつめることのできる人はとても少ないことが簡単に想像できますよね。

 

また、大病院の薬剤部は「新卒文化」が根強く、新卒か新卒に近い年齢の薬剤師でなければ入職することも難しい状態の場合がとても多いです。

 

私が病院で働いていた時には20人以上の薬剤師が働いていましたが、中途で採用された薬剤師はその中でたった一人しかいませんでしたし、その人は出世コースからすでに外れていました。

 

もし、病院薬剤師として転職を考えていて、その病院で薬剤部長になり、年収1000万円をめざしたいということであれば、かなりの難関であることを覚悟して、その状態で可能性の高い病院を探すことが良いかもしれません。

 

自分で条件に合う転職先の病院を探すのが難しいということでしたら、転職エージェントなどの利用もおすすめです。

 

転職エージェントは転職においてプロフェッショナルで、持っている求人数も多いですし、情報も豊富ですので、自分の希望を話せば、その条件にマッチする病院があるかどうかも検索してくれますよ。

 

 

薬剤師が企業に勤めれば年収1000万円越えは簡単ですか?

 

企業の薬剤師の収入は良いという噂はいろいろなところで聞いたことがあると思いますが、実際に1000万円越えは簡単に狙えるのでしょうか。

 

データによると、大手企業(武田薬品工業、第一三共、大塚ホールディングス、エーザイ、アステラス製薬)の平均年収は実はどこも1000万円を超えています。

 

病院や保険薬局で働くよりも、年収1000万円の夢が叶えられる可能性がかなり高いイメージです。

 

企業には、治験関係にかかわることや営業、研究職、他にも数多くの職種があります。

 

その種類によっても年収が変わってくるため、1000万円をめざして転職する場合には自分の希望と照らし合わせて良く調べてみてください。

 

<MRの給与は高い?>

 

企業の中で年収が高いと言われている職業がMRです。

 

MR(Medical Representative)は自社製品を売り込む営業職的な仕事だということから、拘束時間が長く、体力的にきついと言われている仕事でもあります。

 

でも、だからこそお給料が良いとも思われているようです。

 

では、実際はどうなのでしょうか。

 

MR職の平均年収は650万円から700万円というデータがあります。

 

また、経験を積んでいき、年収が1000万円を越える人は少なくありません。

 

私が知っているMRの中には若いうちに一軒家を購入し、ローンを一括返済する人もいたくらいです。

 

ちなみにMRは薬剤師でなくてもなれる職業ですので、興味のある方は調べてみてくださいね。

 

 

年収を1000万円に近づけるためにはどのような努力をすればよいですか?

 

ここまで、年収1000万円になる方法として、

 

  • 保険薬局の経営に携わりながら管理薬剤師としての仕事をすること。

 

  • 現在の病院で出世をすれば年収1000万円をこえられる可能性があるのなら、スキルアップなどに力を入れて薬剤部長クラスに出世できるようになる努力をすること。

 

  • 今現在の職場で年収1000万円越えが難しいときは、1000万円を超える可能性のある職場に転職を考えること。

 

を挙げてきましたが、転職や出世など大々的なことをしなくても年収を1000万円に近づける方法があれば知りたいですよね。

 

この項目では、年収1000万円に近づくためのヒントを2つほど挙げていきたいと思います。

 

ただし、この方法は年収を1000万円に近づけるためにしてほしいことではなく、あくまでも方法ですので、無理のない程度で実践してみてほしいと思います。

 

<ダブルワーク、トリプルワークをする>

 

ズバリ、休日を使って1つか2つ副職をして稼ぐ方法です。

 

副職の種類は何でも良いと思いますが、やはり薬剤師の資格を利用した副職ですと時間給も高いです。

 

また、休日ということで休日出勤手当もプラスされますから、予想以上の金額がもらえることも少なくありません。

 

とにかく稼ぎたいということでしたら、休日に一人薬剤師で働くのも効率の良い方法です。

 

一人薬剤師は責任もあり、精神的には大変かもしれませんが、時間給がかなり高く設定されています。

 

ちなみに休日に一人薬剤師を実践した知り合いは、「ホスト並みに稼げた」なんて言っていましたよ。

 

 

<当直、残業を積極的にやる>

 

周りの人が嫌がる当直や残業を積極的にするのも収入をアップする効果的な方法です。

 

特に、年配の薬剤師が多くいる薬局の場合には、体力的に当直や残業がきついから誰かに変わってほしいという人もめずらしくありません。

 

自分が変われますとアピールすればそのやる気が認められ、先輩たちからの評価につながる可能性もありますし、残業をすれば、時間外手当がプラス、当直をすれば時間外手当に加えて当直手当ももらえますから一石二鳥ではないでしょうか。

 

体の休養を犠牲にしてまでやってほしくはないですが、働く時間が増えればスキルアップにもつながりますので、体調が良く、体力に余裕がある場合は試してみても良さそうです。

 

 

まとめ

 

今回は、薬剤師として収入を1000万円にする方法について見てきました。

 

日本人全体のたった4.5%の人しか達成しない年収1000万円ですが、薬剤師の国家資格があれば、不可能ではないという希望が持てたのではないかと思います。

 

とはいえ、ただただ年収1000万円という数字だけを目標してしまうと、肝心な患者さんの気持ちなど、医療人として大切なことを見失ってしまう場合もありますので、それだけはくれぐれも気を付けてください。

 

薬剤師として人のために一生懸命働いて、そしで年収がそれに伴って1000万円に達すればとても嬉しいですし、達成感もありますよね。

 

皆さんの希望が叶い、薬剤師として申し分のない環境で働けることを願っています。

 

 

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