薬剤師は定年後も働ける!再就職のための働き方と注意点・選び方を解説します。

 

一生懸命働いて年金を納めていても、老後の生活に十分な年金はもらえる可能性は低い。

 

老後には2000万円の貯金が必要になる。

 

など、老後の経済的な問題を考えると、誰でも不安になってしまうと思います。

 

また、定年後、仕事がなくなった時に生きがいを見つけていけるかどうかということも老後の不安の一つですよね。

 

このような不安を解消するため、定年後も働きたいという人が最近増えています。

 

薬剤師は、一般的に求人が多い職業として知られていますが、60歳以上や定年後の薬剤師でも応募できるのかどうかは知らない人も多いのではないでしょうか。

 

今回は、定年後の薬剤師の求人の多さや、定年後の働き方と注意点、また定年後にはじめて調剤薬局で働き始めた人の例などを紹介したいと思います。

 

60歳以上の求人はたくさんある!

 

日経DIキャリアというサイトで、60歳以上でも応募可能な求人を見てみると、2020年3月現在で1191件の求人がヒットしました。

 

一般的に再就職するのが難しいと言われているこの世の中で、これだけの求人があるのは薬剤師ならではと言っていいと思います。

 

国家資格を持っていることは、やはりこのようなときに強いですよね。

 

年収も600万円以上、700万円以上と提示してある求人もあることから収入面に関しても満足できるのではないでしょうか。

 

ただし、地域をかなり絞って検索をすると求人数が激減してしまいます。たとえば、東京都新宿区で検索してみると60歳以上で応募できる求人はたった1件です。

 

このような結果を見ると、退職後は多少自宅から遠くても良いという条件で探すことが、スムーズに再就職する秘訣だと言えます。

 

調剤経験があれば歓迎される

 

60歳以上でも応募可能な求人が多数あることは分かりましたが、求人数が多いからと言って面接を受けて雇用してもらえる保証はありません。

 

少しでも雇用してもらえる確率を上げたいという場合は、調剤経験を少しでも長く持つことを心がけてください。

 

調剤未経験の若い薬剤師を教育するのにはある程度の時間を要しますから、60代以上の人に調剤を一から教え込むのはそれ以上の時間と労力が必要になると薬局側は考えています。

 

60代でも70代でも相談可能という求人を出している薬局の多くは、即戦力として働いてくれるなら雇用しますというのが本音のところも少なくはありません。

 

ずっと企業などで働いていて調剤経験のない薬剤師が、再就職先として保険薬局を選ぶと面接で落とされてしまう可能性が高いので、若いうちに副業などで調剤薬局で働き、一通りの調剤スキルを身に付けておきましょう。

 

調剤経験がない場合の定年後の働き方の例

 

調剤経験が再就職に重要だと言われても、実際に調剤をしたことがないまま定年を迎えようとする人も中にはいると思います。

 

そのような人は調剤薬局に再就職をすることは無理なのでしょうか。

 

実は、私の職場には、MRを定年した後に調剤薬局に入職した人がいましたので、その例を紹介したいと思います。

 

彼は、薬科大学卒業後から定年を迎えるまで、MRとして大手製薬会社に勤めた人でした。

 

定年後の経済的な問題はなかったようですが、外に出て働きたい、生きがいを持ちたいということで調剤薬局に再就職をしたいと思ったそうです。

 

面接でどのようなことを話したのかの詳細は分かりませんが、「とにかくお役に立てるよう何でもやります。」というようなことをアピールしたと言っていました。

 

薬局の役に立つためならどんな努力もするという姿勢が薬局側への印象を良くしたのかもしれませんよね。

 

薬局へ入職後、彼は不得意な調剤をするよりも、投薬で即戦力になれるかもしれないと管理薬剤師に申し出ました。

 

そして投薬を中心に業務を行ったところ、彼は予想以上に沢山の患者さんからの信頼を得ることができたのです。

 

MRとして長年働いて、人とのコミュニケーションに慣れていることが投薬で行かされたのでしょう。

 

「投薬は〇〇さんがいい。」と指名してくる患者さんも中にはいたくらいの人気の薬剤師になりました。

 

また、製薬会社との交渉などもとても上手でしたので、薬局側もかなり助かっていたと思います。

 

調剤未経験で保険薬局に再就職したい人は、このように自分のスキルをアピールしてどのように薬局に貢献できるのかを面接で説明できると、雇用される確率がぐっと高まるかもしれませんよ。

 

まとめ

 

今回は、定年後の薬剤師の働き方や注意点などを見てきました。

 

再就職につながる保険薬局の求人は多いけれど、地域を限定しすぎないほうがいいこと、調剤経験があったほうが再就職しやすいことなどが分かったのではないでしょうか。

 

今は人生100年の時代です。

 

そう考えると60代というのはやっと人生の折り返しを過ぎたところで、定年して隠居するには早すぎると言えます。

 

70代、80代でも体も元気で頭もさえている人もとても多いですし、年齢を重ねたからこそ得られたコミュニケーションスキルもありますので、薬局側はこのスキルを利用しない手はありません。

 

また、外に出て働くことや人に必要とされることは生きがいにつながり、それが健康寿命を延ばす要素にもなります。

 

このように退職者を雇用することは、薬局側にとっても退職者側にとっても大きな利点がありますから、今後、60歳以上の人も相談可能な調剤薬局の求人がどんどん増えていくのではないでしょうか。

 

定年退職した薬剤師も、まだまだ人の役に立てます。

 

薬局に貢献したいという思いを薬局側に伝えて、再就職をぜひ成功させてくださいね。

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      2020/03/18

 - 製薬会社の薬剤師