薬剤師の転職失敗の要因は?失敗しないためにできることはありますか?

 

 

転職活動をして転職できることと、その転職が成功することは全く別の話です。

 

転職をしても、いざ働き始めたら思い描いていた職場とは全く違っていて、転職に失敗したと感じることもあります。

 

今まで働いていが職場を辞めて転職したということは、行動力と勇気が少なからず必要だったはずです。

 

思い切って行動してやっと転職できたのに、その転職が失敗に終わるなんて考えたくありませんよね。

 

できることなら失敗の要因を分析してその対策をしてから転職したいものです。

 

今回は、薬剤師の転職の失敗例を挙げその要因と対策を考えていきます。

 

転職失敗要因1:面接時に直続の上司が誰か確認しなかった

 

これは、小規模の病院や診療所、また小さな企業で良くある話です。

 

転職してみたら直属の上司が、薬剤師ではなく、看護師長や事務長、または総務部長だったという経験をしたことはないでしょうか。

 

私はこのような環境で仕事をし、もう限界だと退職をして行った薬剤師を数多く知っています。

 

その状態を経験したことのない薬剤師はきっと、「別に上司が薬剤師ではなくても、自分の仕事をきちんとしていればいいわけだし、どうして転職失敗につながるの?」と疑問に思いますよね。

 

上司が薬剤師でないと、薬剤師の立場や仕事内容が分からず、薬剤師に不利な状況を知らず知らずのうちに作ってしまうことにつながるということを実際の例で説明します。

 

<総務部長が直属の上司の小さな企業:Aさんの場合>

 

薬剤師の業務や決め事については、薬剤師しか分からないところがあるので、分からないことのほとんどは直属の上司である総務部長でなく、先輩薬剤師に聞くことが社員の習慣になっていました。

 

Aさんもそのようにしていて、先輩からの指導に素直に従い、業務を行っていたところ、総務部長に「私はそんなこと指示した覚えはない。」と怒られ、結局薬剤師に不利な条件に変えて働けなければいけなくなりました。

 

指示した先輩薬剤師も、上司には逆らえないのか「私が指示しました。」とは言ってくれませんでした。

 

上司からの信頼を失う結果になってしまったAさんは、働く環境も悪くなったこともあり、退職することにしました。

 

<看護師長が直属の上司のクリニック:Bさんの場合>

 

クリニックでの新しい取り決めがあるごとに、薬剤師の働く環境が悪くなっていくと薬剤師たちが不思議に思っていたことが始まりです。

 

原因を探ると、各課の上司が自分の部署を守るのに対して、薬局の直属の上司である看護師長は、薬剤部ではなく看護部だけを守っていたことが判明しました。

 

そして、何でも看護部優先で上司が動いた結果、薬剤師に負担がかかるようになり、そのストレスで薬剤部の人間関係まで悪くなっていったのです。

 

これ以上この環境で働くのは精神衛生上良くないと判断したBさんは、クリニックを退職することに決めました。

 

<事務長が直属の上司の小規模病院:Cさんの場合>

 

「薬に関することはみんな薬局の仕事」という事務長の訳の分からない考えのもと、レセプト作業の一部も薬に関する仕事だということから薬剤師の業務だと言われ、丸投げされました。

 

事務は人員に余裕があるのに対して、薬剤師は人手不足でしたので、薬剤師の業務をするのに手いっぱいでレセプト業務まで手が回らないと事務長に訴えたところ、「そんなわがままは通りません。」とのこと。

 

Cさんは、事務長と対等に話し合える立場の薬剤師の上司がいてくれたら、薬剤部を守るために動き、このようなことを起こさなかったのではないかと思いました。

 

その後、他の“薬に関する仕事”までも薬剤師業務とされ、仕事に大きな負担を感じたCさんは、薬剤師が直属の上司である職場への転職を決めました。

 

 

いかがだったでしょうか。薬剤師が直属の上司にいないと、薬剤師を守ってくれる人も、適切な指示をしてくれる人も、責任をとってくれる人もいないということです。

 

自分だけが一生懸命働いていても、その職場環境が悪化していってしまったら、薬剤師業務を行うことさえ難しくなってしまうことが分かりますよね。

 

このような辛い思いをしないためにも、職場の上司が薬剤師であるかどうかは、転職前に必ず確認してほしいと思います。

 

転職失敗要因2:職場の人間関係を確かめなった

 

職場の人間関係で転職が失敗に終わってしまった感じてしまうこともあります。

 

やたら怖い先輩がいたり、他部署とうまく行かなかったりということで、出勤すること自体がストレスになってしまうことって意外と多いですよね。

 

職場の内部事情を転職前にすべて知ることは難しいかもしれませんが、それをある程度確かめることで転職失敗の可能性を下げることができますよ。

 

転職失敗要因3:残業費が払われるかどうかを確かめなかった

 

これはいわゆるブラック企業と言われるものだと思いますが、残業代を払わない職場が今も少なくありません。

 

私もそのような病院で以前働いたことがありますが、『残業代を請求することイコールがめつい人』思われてしまうような雰囲気の職場でした。

 

がめついと思われないためにサービス残業をし、サービス残業をすればするほど仕事へのやる気がある人と上司から評価されるなんて、間違っていますよね。

 

働いた分はきちんと給与として払われるべきです。

 

転職する際は、残業代の支払いについてもきちんと確認しましょう。

 

転職失敗要因4:職場環境が整っていないことを確かめなかった

 

薬剤師が長くいつかない薬局にありがちなことことなのですが、薬局内が散らかっていて、業務をすることもできないような薬局も中には存在しています。

 

これは薬局の開設者や管理薬剤師がいる薬局ではあまり起こらないことかもしれません。

 

新しく開院したての小規模病院の薬局などにに多い印象です。

 

→新しい薬剤師が転職して来ては数か月で辞めてしまうため、薬局内の整理ができず、何がどこに置いてあるのかさえ分からない。

 

―>薬剤師がいないと医師や看護師が薬を探しに来て薬局を引っ掻き回すので、余計に散らかってしまう。

 

―>処方箋までバラバラの酷い状態で、新しい薬剤師が転職して来て、薬局を託される。

 

―>新しい薬剤師は何から手を付けていいのか途方に暮れてしまい、また辞めてしまう。

 

という悪循環を繰り返しています。

 

こんな薬局に転職してしまったら、入職初日に転職に失敗したと思うに違いありません。

 

 

入職を決める前に薬局の状態を見て働きやすい環境であるか確認することは非常に重要です。

 

また、面接のときに薬局を見せることを避けたり、年がら年中薬剤師を募集したりしている病院は注意が必要かもしれませんよ。

 

転職に失敗しないための対策

 

ここまで、転職失敗の要因についていくつか挙げ、それぞれの項目で確認してほしいことについても書いてきました。

 

ただ、「そんなこと確認してと言われても、相手に効きにくいこともあるし、人間関係や残業代についてはどうやって聞いたらいいのかもわからない。」というのが正直なところではないでしょうか。

 

たしかに内部事情やお金のことなどは、面接官に効きにくい内容ですよね。

 

でしたら、そのようなときこそ転職のプロフェッショナルである転職エージェントにお願いすることをお勧めします。

 

転職エージェントの担当コンサルタントに頼めば、本人が効きにくい内容も第三者として、上手に雇用先に聞いてくれますよ。

 

転職エージェントはただ、転職先を紹介してくれるだけだと思っている人が多いですが、それだけではなく、転職者を代行して質問したり、お給料面の交渉もしてくれたりしますから最大限に活用してみてください。

 

転職エージェントの利用は、転職を失敗させないための有効な対策であると私は思います。

 

まとめ

 

今回は、薬剤師の転職失敗の要因やその対策についてみてきました。

 

転職成功のためには、転職エージェントの利用がおすすめなことや、担当コンサルタントに確かめておいた方がいいことなどが整理できたのではないでしょうか。

 

薬剤師の中には、転職エージェントを利用しても、いろいろ質問するのは迷惑がかかるからと担当コンサルタントに遠慮して聞けない人もいますよね。

 

ですが、雇用先に質問したり交渉したりする時こそプロの腕の見せ所でもありますので、遠慮せずにプロの力を借りて知りたい内容をきちんと確かめてください。

 

転職は人生の一大イベントです。

 

その転職が成功するか失敗するかによって、人生の充実の度合いも変わってきます。

 

担当コンサルタントと一緒にベストを尽くして転職を絶対に成功させてくださいね。

 

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