薬剤師が解説!調剤薬局や病院の男女比率はやっぱり女性が多い?メリットやデメリットを解説。

 

大学の薬学部の学生は、以前よりは男性が増えてきたとは言え、やはり薬剤師全体を見ると女性の薬剤師が多い傾向があります。

 

厚生労働省の発表によると、女性薬剤師は全体の65%だそうです。

 

このデータを見ると、薬剤師はかなりの女性社会であることが分かりますよね。

 

実際の病院や調剤薬局では、本当に女性薬剤師が多いのでしょうか。

 

また男女比が偏ることでのメリットやデメリットはどんなことが挙げられるのでしょうか。

 

今回は、実際の現場から医療現場で働く薬剤師の男女比やそれに関するメリットやデメリットを見ていきたいと思います。

 

病院の薬剤部は男性が多いこともある

 

女性が多いイメージの医療現場ですが、病院によっては男性薬剤師の多い薬剤部もあります。

 

私の経験では、規模の大きくて名の知られている病院ほど男性が多く勤務しているように感じました。

 

きっと、将来的なことを考えて有名病院で働きたいと思っている多くの男性薬剤師と、これからも長期にわたって安定して働いてくれそうな男性薬剤師を雇用したい病院側の思いが合致しているからでしょう。

 

病院で働きたいけれど女性ばかりの職場で働くことをためらっている薬剤師は、大学病院や総合病院のような大規模病院に転職すると女性の比率が少ない可能性が高いですよ。

 

調剤薬局・中小規模病院の薬剤部は女性が多い傾向がある

 

多くの調剤薬局や小規模病院の薬剤部は、やはり女性薬剤師が多い傾向があります。

 

男性が一人か二人だけの職場も沢山ありますが、男性が一人もいない職場もめずらしくありません。

 

私が勤めていた3つの中小規模病院の薬剤部は、男性が一人もいない職場で、3つの保険薬局では、男性が一人であとは全員女性の職場でした。

 

ただ、調剤薬局でも男性の方が多い職場も少ないですがありますので、どうしても女性社会を避けたいというのであれば、男性が多い調剤薬局を転職エージェントに探してもらうといいと思います。

 

男性が多い職場で感じるメリット・デメリット

 

次に、男性が多い職場のメリットとデメリットを見ていきます。

 

メリットとして挙げられるのは、やはり女性が多い職場特有の嫌な雰囲気が作られにくいという点だと思います。

 

よく「女性社会は陰険で人間関係の問題が起こりやすい」と言われています。

 

実際にそのような経験がある人の中には、女性の人間関係の問題にはもう関わりたくないからと、男性の多い職場を希望する薬剤師も多いのではないでしょうか。

 

また、女性に注意すると根に持たれやすいため、言い方などに常に気を遣わなければいけないからめんどくさい。

 

それに対して男性は女性よりさっぱりしている傾向があるので、物事が伝えやすく一緒に働きやすいという意見もあるでしょう。

 

男性が多い職場では、このようなメリットがあることから、男性にも女性にも人気の職場になています。

 

しかし、そこには当然デメリットもあります。

 

男性が多いということは、男性が強い意見を持ちやすいということで、結果として『男尊女卑』傾向にある職場が実際にありました。

 

私が以前勤めていた大規模病院ですが、新入社員が毎朝、薬剤部長(男性)にお茶を運ぶことがルーティーンとして決まっていました。

 

会社のお茶くみ係のようで気が進みませんでしたが、職場の決まりなら仕方がありません。

 

私も新入社員のころは、毎朝部長にお茶を持って行っていました。

 

お茶くみ係をだいたい1年くらい続けた頃のことです。

 

ある日、男性の新入社員が入ってきました。

 

彼は男性ですが、新入社員ということで、私は彼にお茶くみを引き継ぎました。

 

男女平等だと教えられて育ってきた私は、男性にはお茶くみを教える必要はないのではないかという考えが全くなかったからです。

 

明日からは一人でお茶を持っていけるように手順を教えた後、一緒に部長室までお茶を持って行きました。

 

部長はお茶を受け取ると、何か言いたそうな顔をして「○○君はちょっと残って。」と言って、私だけを部長室から追い出しました。

 

後で、新入社員の彼から聞いた話では、「お茶を持ってくるのは女でいい。君は明日からこのようなことはしなくてもいい。」と言われたのだそうです。

 

国家資格を持っている薬剤師の世界でも、いまだに男尊女卑的な言動を、当然のごとくする人もいるんだと正直とても驚きました。

 

これは一例ですが、男性が多い職場は男性優位な可能性があるということは頭の片隅に入れておいてください。

 

事実、その職場は正社員として入職する社員のほとんどは男性で、薬剤部の男性は7割以上いるという環境でしたし、調剤でミスがあると一般的には調剤した人と監査で見逃した人の両方で謝りに行きますが、その職場では女性に謝らせに行く傾向がありました。

 

転職後に嫌な思いをしないように、男性だけの職場を選ぶときは、転職する前に男尊女卑がないのかなど転職エージェントに調べてもらうと安心かもしれませんよ。

 

女性が多い職場で感じるメリット・デメリット

 

女性が多い職場というとデメリットがまず思い浮かぶと思いますが、メリットももちろんあります。

 

まず、周りが女性ということで、女性の体調の変化などを理解してもらいやすいことです。

 

女性は月の中で体調が変化しやすいですが、男性にはなかなか理解してもらえませんよね。

 

生理中など立ち仕事が辛いときは、座ってできる仕事に変えてくれるなど、女性の多い職場ではさまざまなことに配慮してもらった記憶があります。

 

それに相手が女性ですと体調のことを言いやすいという利点もありました。

 

また、女性薬剤師は、職場で友達ができる可能性が高いということもメリットの一つです。

 

私は転職した今でも、以前の職場で出会った女性たちと頻繁に連絡を取り合っていますし、たまにごはんやショッピングに行ったりしています。

 

もちろん職場にもよりますが、女性だけの職場で働いて良かったと思うことも少なくないということです。

 

デメリットとしては、先ほどすでにお話したように、女性同士だと気を遣うことが多いことがまず挙げられるのではないでしょうか。

 

また、男性が少数の職場の場合は、女性は出世がしにくいということもあるかもしれません。

 

男女平等の社会になったとは言え、今までの職場を振り返ると、結婚や出産などで辞めてしまう可能性の高い女性社員は出世しにくい傾向がありました。

そこには会社側が数少ない男性薬剤師に残ってもらいたいという思いもあるのでしょう。

 

同じ経歴で同じ年齢の男女の薬剤師がいた場合、会社側は数少ない男性薬剤師を管理薬剤師にすることが私の経験では多かったです。

 

まとめ

 

今回は、薬剤師の職場の男女比と、男女比が偏った場合に生じるメリットやデメリットを見てきました。

 

男性が多くても、女性が多くてもメリットやデメリットがそれぞれあるということが分かったのではないでしょうか。

 

この記事に書いたメリットとデメリットはあくまでの私の経験から書いたもので、どの職場にも共通するものではありませんので、転職をする際に、気をつけなければいけない点としての参考程度にしてほしいと思います。

 

ただ、自分にはどのくらいの男女比の職場が働きやすいのかを考えることは、転職を成功させるキーポイントになり得ます。

 

雇用先の詳しい雰囲気や男女比を、転職エージェントの担当者に聞き、後悔しない転職をしてくださいね。

 

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